たのしいRuby第2版

買いにいかねば、と思っていたら出版社の方からいただきました。ありがとうございます。

さっそく読んでみたのですが、前半は「Rubyで始める気軽なプログラミング」という副題通り、プログラミング自体のレッスンになってます。制御構造やArray、Hash、Regexpの話など、Rubyに限らない広範なトピックを扱っています。もちろんサンプルコードはRubyですし、随所にRubyならではの書き方(だってループをとってもforよりeachを使うことが多いし)がちりばめられてていい感じです。

後半「Rubyを使いこなそう」ではイテレータに一章使ってあったり、Enumerableモジュールの詳細な解説があったりと楽しめました。第5部ノログ解析やHTMLパースのRubyの使い方は、Rails以前からRubyを使っていたものとしては懐かしい気分になれましたし。いろんなプロジェクトでgrepのお化けみたいなのを作ったなぁ。

と、いうことで舞波本の前半ページ*1が飛ばしすぎてよくわかんねーという人はもちろん、Rubyで作ったツールの引き継ぎ手がいなくて困っている人も、この本を残せば大丈夫。第1版を持ってないなら(持ってても)買いですね、という程よかったです。

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

某MLで出ている勉強会の話もしたいんですけど。教材としても良さそうな気はしますけど、どうなんでしょうねぇ。ただ、わたしゃ9月いっぱいまではいろいろ厳しそうです。せっかくこういう良書が出たのに、もどかしす。

*1:すごかった。。