RailsによるアジャイルWebアプケーション開発 第二版
献本いただきました。ありがとうございます。
RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発 第2版
- 作者: Dave Thomas,David Heinemeier Hansson,Leon Breedt,Mike Clark,Andreas Schwarz,James Duncan Davidson,Justin Gehtland,前田修吾
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: 大型本
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内容はこれまたみなさん御存じでしょうが、Ruby on Railsのチュートリアルとしてそれなりの規模のアプリケーションを作っていく前半と各コンポーネントを掘り下げていく後半部に分かれています。この後半部は実は第一版を洋書で読みながらバリバリ使っていたような人にもおすすめ。意外と知らないことがあったり、古いバージョンの知識で作ってることも多いかと。
あとテストもしっかりみっちり書いてあっていいです。ページ数にして40p。テストファーストではありませんが、前半部で実際に作ったアプリのテストを書きますので、Ruby on Railsアプリケーションのテストの勘所が夢想できるのではないでしょうか。勘所、ていうのは実際はいっぱい書かないとわからないですが*1、少なくともとても良質な素振り素材であることは間違いありません。ただしassert_selectを選択アサーションと訳すのは微妙に感じました。うーん。
ということで、ほとんどの人が楽しみにしていたであろう同書ですが、ハイ。期待どおり良書です。英語版を持ってる、とかじゃなければぜひ手元に置いておくことをお薦めします。日本語で読めるほぼ唯一のRails 1.2対応書籍ですし。
10/27 21:30追記
kakutaniさんから突っ込みをいただきました。Rails 1.2対応書籍はすでにあったみたいです。コメント参照。
*1:てか「これだ!」という正解はあるのかな