Mac OS X での Rails 開発環境

先日 id:xibbar さんから質問を受けたんですが、ちょっとばたばたして返事できませんでした。すみません。

Mac OS X 上で vim な人向けの開発環境ですが、私は基本的に Terminal.app 上で動かしています。使うのは主に zshvim。以下のような感じです。

  • MacPortsanthyuim を導入。+fepuim-fep も一緒にインストールします。
  • vimKoronさんのパッチを当てたものを自分でビルド、~/opt 以下に入れています。このときに uim-fep との連携ができるように適宜コンパイルオプションを指定します。
  • ruby も最近は手ビルドが多いです。同じく ~/opt 以下に入れてます。現在は ruby コマンドでは 1.8.6 が機動されるようになってます。
    • 自分でコンパイルするときには、 ./configure --enable-shared --prefix=${HOME}/opt あたりを指定しています。
    • 複数バージョンを共存させることを考えると --prefix=${HOME}/opt/ruby-1.8.6-p0 あたりにするのも良さそうですね。
  • uim-fep から screen を起動。~/.zshrc に以下のような関数を定義して Terminal 起動後に毎回実行しています*1
    • keychain は gentoo 由来のあれですね。ssh-agentの高機能ラッパーみたいな感じです。
echo "--- setting function ---" >&2
uscreen() {
	keychain id_dsa 
	[ -z "$HOSTNAME" ] && HOSTNAME=`uname -n`
	[ -f $HOME/.keychain/$HOSTNAME-sh ]     && . $HOME/.keychain/$HOSTNAME-sh
	[ -f $HOME/.keychain/$HOSTNAME-sh-gpg ] && . $HOME/.keychain/$HOSTNAME-sh-gpg
	/opt/local/bin/uim-fep -e /opt/local/bin/screen
}
# vi:set ft=zsh:
  • あとはもちろん rails.vim を入れて使ってます。
  • screen は 3〜5 枚くらいが多いです。vim に一面と、script/server 下のに一面、通常のシェル環境に一面、tail -f log/development.logに一面あとは適宜増えたり減ったりです。

まぁこんな感じで。日本語もこの環境で書くことが多いです。ただ、残念なことに Terminal.app の表示が崩れることもしばしばあるので、あまり長い行を書かない(rhtml書いてると泣きそうになる)とか気を付けてます。前時代的ですが。
大量の日本語テキストを読む場合は TextEdit で眺めてたりします。

で、Terminal の外では Firefox と Mail.app と IRC クライアントと Preview で開いた AWDwR 2nd. が起動してます。

だいたいこんな感じですかね、普段の環境は。御参考になれば幸いです。

*1:自動実行だと素の環境で起動したくなったときに困りそうで。s creen を使ってるので Terminal は一枚しか開かないことがほとんどですし。