OSC2006/Spring
昨日3/18はOSC2006/Springにいって着ました。
OSSコミュニティに参加し始めてからはじめてのOSC、なかなか感慨深かったです。自分酔いしちゃうくらい。
お話させていただいたSwitchtowerについての資料をお探しのかたは、こちらのエントリにサンプルデータへのリンクとデモシナリオがあります。よかったら御覧くださいませ。
Gentoo ebuild Howto
朝一番のセッションはgentooのebuildの書き方セッション。bashスクリプトで書けるということでとても野良作りフレンドリーなebuildですが、行儀のよいebuildの書き方はどんなものか、ということを教えていただけるセッションでした。すごく勉強になりました。
colinuxパッチを当てたカーネルソースやvimスクリプトなど、自前で必要なebuildはちょこちょこ書いていたんですが、まとまった形で作法の資料をいただき、新しく知ったこともたくさんありました。自宅サーバに入れてるDebianなんかに比べても柔軟で、見通しがよいために使いやすいと思いますし、これからも盛り上がってほしいものです。ruby関係やvim関係など、気がついたところはどんどんコミットしていきたいなぁ、と。
オフィシャルの懇親会にはいらっしゃらなかったのか、ほとんど雑談ができなかったのが残念でした。
最近のRuby〜RailsとRuby/Tk〜
Ruby/Tkの話やRailsの話があったセッション。あっというまに満員となったのが今年はRubyブレイクの年という説の信憑性を増していたり。
印象に残った、というと表現が弱すぎるのですが、Rubyの会会長は高橋さんの御厚意で壇上で喋らせていただきました。満杯の出席者の方の前でお話をし、あまりの緊張に自分がぐだぐだ立ったことしか覚えていませんが、客観的にみてどうだったんでしょうか。デモのターミナルの文字が小さすぎたのは自覚してます。申し訳ありませんでした。
Switchtower(いまはCapistrano)のデモをしたんですが、うまく説明できたかどうか。簡単にdeploy and/or rollbackができますよ、という雰囲気だけでも伝わっていればいいんですが。
あと、本日のRails勉強会飲み会で話していて思ったんですが、Switchtowerは結構適用するプロジェクトの状況を選びます。そのへんは「Switchtowerの光と影」を参照のこと。
ですので、第一印象ほどは使いやすくはないかもしれません。ただ、Net::SSHやrakeといったSTの基板技術については結構汎用性があると思いますので、そのへんをうまく使って泥くささ解消に役立てていくのがよいかと。
以下、自分語り。有用な情報はありません。
一年前のOSCでは誰も知合いの方がいなくて、夕方まで一人でセッションを見たあとに、の未開には参加せず、寂しく帰路についたことを覚えています。そういえばLLの飲み会もそんな感じでした。もちろんいろんなお話をうかがったのはすごく楽しかったのですが。
そんな私ですが、今年は運がよかったとはいえ壇上でお話をしたりしちゃいました。うは。我ながら変な感じ。しかも他の時間もブースのスタッフ側にいることもできました*1。また、いろんな方とお話する機会があり、その度にそれぞれ違った楽しさや勉強になることを得ました。大収穫。
もちろん、いわゆるスキル面ではまだまだ下っ端ではありますが、一年前の自分を思い浮かべますと何よりも『まず動いてみる』『興味のあるところにとびこんでみる』といいことがあるもんだ、と。
もしこの日記を読み、コミュニティとかに参加したいけどいまいち踏み出せない、とか、参加はしてみたけれどなんか動きかたが分からず居心地わろしという方がいらしたら、とりあえず飛び込んで発言してみる、というノリでやってみるといいんじゃないでしょうか。、私もぐだぐだで冷汗だらけでしたが楽しかったですし、今日のRails勉強会でもRJSとかぐだぐだでしたが元気でやってます、と。
これからも自分ができるところはいろいろコミットし、恩返し&自分も楽しいので盛り上がっていきたいです。ただ、せっかく喋るなら喋るでちゃんと事前に用意しましょう、ということで。
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