志の高い企業、ふつうの人

高橋さんの日記より。休日の趣味としてもコンピュータをいじっているとつい忘れてしまう視点で、この2〜3日くらい考えていました。いまだ考えがまとまらないのですが。
結論としては、従業員がコンピュータ(に限らず、その企業のコンピテンシー分野)に興味を持ち、頼めるように態度変容させられる企業が「志の高い」企業であり、自社をそういった企業にしようとしたり、そういった場へ身を置くためにリスクを取って行動したりできる人が「志の高い人」だと感じます。自分を励ます。

志の高い人・低い人

私としては、いわゆるこの業界、つまり「コンピュータをおもな手段・媒介とした価値の提供」を生業とする身であれば、コンピュータにまつわる諸々のことを好きであったり興味がある人といっしょに働きたいと思います。ですから、仕事を行っていく上でも、興味や意欲を持っている人の近くで刺激を得つづけたいと思っています。
わたし自身がコンピュータを好きなので、せめて同じくそれを生業としてしまった人達にも好きであってほしい、という感じでしょうか。

自助努力としての時間外労働

自費で本を買うとか、自分の時間を*犠牲にして*勉強することを強いるような企業はどうかと思います。この点は高橋さんのおっしゃってることに賛成です。
このへんは、自分が好きでやっていることをナチュラルに他人に強制してしまわないよう。でも、楽しいと思いますし、その楽しさを分かち合いたいと思いますけど。もちろん仕事のための義務では無く、です。

企業として

勤務時間内の勉強を強いる企業は、それ相応に従業員に報いる義務があるでしょうね。金銭的なものに限らず。そういう意味では、かずひこさんのおっしゃっているように、志の高い人を引きつけられる企業が志の高い企業なんだと思います。対して従業員を惹き付けないまま、自助努力のみを強いる企業は病んでいるでしょうし、わたし自身も魅力を感じませんね。